退職代行を使うのはありえない、甘えだというのは間違いな理由

退職代行を使うのはありえない、甘えだというのは間違いな理由

公開日 2022年6月27日 最終更新日 2022年10月13日

近年、退職代行というサービスが流行っています。

簡単に説明すると、退職に伴う手続きや会社とのやり取りを、労働者に代わって業者が行ってくれるというものです。

これらは本来労働者自身が行うことですが、退職を会社が拒否したり様々な嫌がらせによって手続きが進まないような場合や、どうしても本人が会社に辞意を伝えにくい場合があります。

そんな時に非常に役に立つサービスだと言えます。

しかし、これを使うことに対し「社会人としてありえない」「甘えなんじゃないか」などと言う人も存在します。

断言しますが、このサービスを利用するのは決して甘えではありません。

今回は、退職代行を使って辞めるのはありえない、甘えだというのが間違いである理由を解説します。






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「退職代行はありえない、甘えだ」は間違いな理由

業者のサービスを使って退職するのは甘えではありません。

自分で手続きすれば無料で辞められるのにも関わらず、わざわざ有料の退職代行を使うのはそれなりの理由があります。

多く場合、直属の上司が威圧的な為、辞めたいという意思を伝えられなかったり、会社の嫌がらせで退職手続きが進まないなんて状況で仕方なく使われるものです。

ここでは退職代行はありえない、甘えだが間違いな理由を詳しく解説します。


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使わざるを得ない状況になっている

このサービスを使うことにより、最低でも数万円はかかります。

これから職が無くなる人間にとってそれは大きな出費です。

できれば使いたくないと思うのが普通ですが、それを使わざるを得ない状況になっているのであれば、それは会社側に非があります。

退職届を拒否したり、退職日を先延ばしにしたりと嫌がらせをされているような状況で、本人の力ではどうしようもなく代行を利用しているケースが多いです。

そうであれば使うことは甘えでも何でもありません。これが理由の一つです。


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バックれるより何倍もマシ

会社を辞めたくても辞められない場合、最後に思いつくのは「このままバックれてしまおう」という事です。

これを実行してしまうと、本人にとって大きなマイナスになりますし、会社にとっても余計な負担が発生します。

無断でバックれてしまうよりは退職代行を利用した方が何倍もマシです。

もしバックれてしまったのであれば、懲戒解雇される可能性もあり、将来的にそれが足かせになります。

それよりは数万円払って正式に辞めた方が遥かに良いと言えます。


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精神的に病むより良い

退職について会社と争っていると、徐々に精神的に辛くなってしまいます。

それが続くと病気になりかねません。

もしそうなると、転職活動にも支障をきたす可能性もありますし、金銭的に余計にマイナスになってしまうかもしれません。

それよりは、退職代行を利用してさっぱり辞めた方がいいと言えます。

会社と争うのはかなりの負担です。

それを業者を使うことによって避けるのは甘えでも何でもありません。


最後に

今回は、退職代行を使うのはありえない、甘えだというのが間違いである理由を解説しました。

そもそも、お金を払って業者に依頼しないと辞められない状況になっていることがおかしいんです。

本人に非がある場合もありますが、上司が威圧的であるため申し出れなかったり、会社の嫌がらせで手続きが進まないケースが多いです。

そんな時に業者を使うのは全然ありえないことでも甘えでもありません。

確かに、自分の力で辞めるのが一番ですが、それが難しい場合は気にせず代行を利用しましょう。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。