ブラック企業の正社員よりホワイト企業の非正規の方が遥かにマシな理由

ブラック企業の正社員よりホワイト企業の非正規の方が遥かにマシな理由

長時間労働や過酷なノルマ、パワハラ等で職場環境がものすごく悪いブラック企業にも関わらず、「正社員だから」という理由でしがみつく人は割と大勢います。

「ここを辞めたらもう仕事は無い」「非正規になったら終わりだ」などと思うかもしれません。

しかし、それはただの思い込みであり、労働環境の悪い職場で我慢している方が余程危険だと言えます。

また、非正規というと悪いイメージばかり先行しますが、実際はそこまで悪いものではありません。

今回は、ブラック企業の正社員よりもホワイト企業で非正規として働く方が遥かにマシである理由を解説します。


ブラック正社員よりホワイト非正規の方が良い理由

そもそも、ブラック企業の正社員はまともな会社の正社員が受けられるような恩恵を受けることが出来ません。

賞与や退職金などの福利厚生がほとんど存在せず、長く勤めるメリットが何もありません。

にも拘らず、長時間労働やパワハラの横行など労働環境だけは非常に劣悪です。

そんな会社の正社員よりも、ホワイト企業で派遣や契約社員として働く方が遥かにマシである理由をここでは詳しく解説します。


関連記事:ブラック企業の正社員に全く価値は無い理由




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仕事内容が明確に定められている

派遣や契約社員であれば、従事する仕事内容や勤務地などが契約で明確にされています。

最初から決められた場所で決められたことをしていれば問題ありません。

逆に正社員の場合、会社の都合で仕事内容や勤務地を変えられる場合があります。

特にブラック企業であれば、本来自分の担当ではなかった仕事を次々に押し付けられたり、急な転勤を命じられることもあります。

これが、ブラックの正社員よりもホワイトの非正規の方がマシである理由の一つです。


場合によっては非正規の方が高給で福利厚生も上

ブラック企業の正社員の場合、みなし残業制が採用されていることが多く、時給換算するとかなり低いなんて事態になりがちです。

そうなると、ホワイト企業で派遣や契約社員をしていた方がむしろ高給になることも考えられます。

また、派遣は別ですが契約社員であれば福利厚生が正社員並みなんて企業も存在します。

この様に、給料だけでなく福利厚生の面でもブラックよりも遥かに良いなんてケースがあるのも理由の一つだと言えます。


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ブラック正社員よりも安定している

正社員は簡単には解雇されない為、安定していると思われがちですがそれは普通の会社に限った事です。

ブラック企業の場合、確かに解雇はされないかもしれませんが、精神的肉体的に限界で自分から辞めることになる可能性があります。

つまり、正社員として雇用されていても全く安定していません。

むしろ、平和に仕事をすることができるホワイト企業で、派遣や契約社員などの非正規雇用として働く方が安定しているとさえ言えます。


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体を壊す可能性が低い

ホワイト企業と呼ばれるような会社であれば、仕事内容や職場環境も良好なため、肉体的にも精神的にも無理なく働くことができます。

逆に、長時間の残業や休日出勤、無理なノルマなどによって、ブラック企業の正社員は疲弊していきます。

いずれどこかで体を壊し、退職することになるでしょう。

それが長引くと長期間働けなくなり、転職も困難になります。


最後に

今回は、ブラック企業の正社員よりもホワイト企業の非正規の方が遥かにマシである理由を解説しました。

働きやすさや環境的な部分は勿論、場合によっては給料や福利厚生まで非正規の方が上になることもあります。

また、安定性で考えてもブラック企業の正社員は皆無です。

「正社員だから」という理由で劣悪な環境の会社にしがみついてもマイナスにしかなりません。

そこで我慢し続けても状況が良くなることはありませんし、病気になってしまう可能性だってあります。

非正規雇用だったとしても良好な環境の会社で働いた方が結果的にプラスになります。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。