大量採用するのはブラック企業の特徴!避けた方がいい理由

大量採用するのはブラック企業の特徴!避けた方がいい理由

事業拡大に付き大量募集」「急成長企業の為大人数の採用」などといったように、様々な理由を付けて人を大勢採用している会社が多く存在します。

「大量募集なら採用されやすいのでは?」と考え、特に中々就職先が決まらない状況だと魅力的な求人に見えるかもしれませんが、安易に応募するのは危険です。

とにかく大勢人を集めたがるのはブラック企業の特徴である為、下手に入社すると短期離職に繋がりかねません。

今回は、大量採用するのはブラック企業の特徴であり、極力避けた方がいい理由について解説します。


大量採用の基準

大量採用をする会社はブラック企業の可能性がありますが、そもそもどれくらいの人数を採用していたら大量採用なのでしょうか?

一般的に、新卒採用の場合は従業員数の3~5%ほどの人数を採用する企業が多いです。

従業員が100人ほどの会社なら毎年3~5人は新卒を採用しているイメージです。

これを大幅に上回るようであれば、それは大量採用だと言えます。





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大量採用するのがブラック企業の特徴である理由

とにかく人を大量に採用するのはブラック企業の特徴の一つです。

その理由としては、「普通なら受け入れる事は不可能な事」や「そもそも辞める前提の採用である事」などが挙げられます。

そのような会社に入ってもまともに教育されることは無く、新卒や中途未経験で入っても使い捨てにされる可能性が高いので避けた方が無難です。

それでは、大量採用がブラック企業の特徴である理由を具体的に解説します。


関連記事:ブラック企業か見分けるにはSNSとブログのチェックが重要

普通は受け入れられない

普通であれば、大量に人を採用しても受け入れる事は不可能です。

研修担当であったり、配属後の教育担当であったり、新人を採用した場合に面倒を見る人間を配置する必要があります。

企業の規模に見合わないほど大勢採用してしまうと、面倒を見る既存社員の数が足りず、まともに教育をすることが不可能になってしまいます。

その為、普通の会社ならそこまで大量採用することはありません。

それを無視してとにかく採用だけするのは、教育する気が無いブラック企業である可能性が高いと言えます。


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辞める前提の採用である

人を大量採用するのは、最初からすぐに辞めてしまう前提の採用であることが考えられます。

業務内容がキツすぎたり社内の環境が悪かったりと、人を採用してもすぐに辞めてしまうため、あらかじめ予定よりもかなり多く採用します。

その中で何人か残ってくれればいいという、いわば使い捨てのような採用です。

そんな会社で長く勤められるのは極一部の限られた人だけです。

普通の人間なら耐えられずすぐに辞めてしまうのが落ちなのでこの様な会社は避けた方がいいと言えます。


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正社員を増やすリスクを考えていない

大量採用しているのが、バイトや派遣ではなく正社員であるなら尚更おかしい会社です。

正社員は一度雇ってしまうと簡単には解雇することは出来ず、会社にとってリスクが高いものです。

その為、普通なら採用に慎重になりますし、大量募集大量採用なんてしません。

つまり、正社員を雇うリスクを考える必要が無いような事情があったり、何かしら裏がある可能性が高いです。


最後に

今回は、正社員を大量採用するのはブラック企業の特徴であり、避けた方がいい理由について解説しました。

基本的に人を雇うのにはリスクが伴います。

それを無視して大量に採用するのは何かしら裏があると考えていいでしょう。

すぐに辞める事を見越している使い捨てのような募集であるかもしれません。

そのような会社に入っても短期離職に繋がるだけなので避けた方が無難です。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。