年間休日が105日は少なすぎる!どれくらいヤバいか解説
公開日 2022年9月16日 最終更新日 2022年11月13日
会社を選ぶ上で非常に重要になってくるのが「年間休日」です。
これが多ければ多いほどプライベートの時間をゆっくりと取ることができます。
逆に、これが少ないと仕事中心の生活になりやすいとも言えます。
では、多い少ないの基準はどれくらいなのでしょうか?
大体120日ほどあればホワイトだと言われる反面、105日以下になってくると劣悪な環境のブラック企業だと考えられます。
今回は、年間休日が105日は明らかに少なすぎであってそれがどれくらいヤバいかについて解説します。
年間休日105日はどれくらいヤバい?
はっきり言って、年間休日がたった105日しかないのは少なすぎであって全く普通ではありません。
中には「それくらい当たり前だ」「どこにいってもそんなものだ」なんて言う人がいるかもしれませんが、騙されてはいけません。
この日数だとカレンダー通り休むのは到底不可能ですし、世間が賑わう長期休暇シーズンでも仕事をしなければならない可能性もあり、非常に辛い思いをするでしょう。
ここでは年間休日105日がどれくらいヤバいかについて具体的に解説します。
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平均を大きく下回る日数
企業規模や地域、業種によって異なりますが、年間休日の平均は大体115日~120日ほどだと言われています。
中には130日も休みがあるホワイト企業も存在しますがそれは例外として、105日しか休みが無いということは、平均的な普通の企業よりも10日以上休みが少ない事になります。
これがヤバい理由の一つです。
最低ラインすれすれ
1日8時間労働の会社の場合、年間休日105日というのは最低ラインすれすれの日数です。
1日当たりの労働時間が短かったりする場合など一部例外を除き、この日数を下回ることは出来ません。
つまり、給料に例えると最低賃金みたいなものです。
簡単で暇なアルバイトなら別ですが、正社員として責任がある仕事をしているのに最低賃金しか貰えないと考えると、それがいかにヤバい事か分かると思います。
年間で105日しか休めないのはそれと同レベルだと言えます。
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長期連休がほぼ取れない
1年は大体52週間ほどです。1週間に2日休めると考えると2日×52週=104日になるので、年間休日が105日というのは週休2日休むとそれだけで達成できる数字です。
逆に考えると、祝日や夏季休暇、年末年始などの長期連休が全く無い状態です。
そこで有休を使って休むことが出来るならまだいいですが、そうでないなら多くの人が長期連休を楽しんでいる中、自分は仕事をするなんて羽目になりかねません。
これもヤバい理由の一つです。
頻繁に週休1日になる
長期連休がほぼ無いのとは逆のパターンで、祝日や夏季、年末休暇がある代わりに頻繁に週休1日になるケースも存在します。
要は、普段の休みを削ってその分を連休に充てる形になります。
長期休暇が取れたとしても、頻繁に週休1日になるのであれば体力的にかなりキツイことになります。
また、年間休日が120日ほどある会社なら、そんなことをしなくても夏季休暇や年末休暇を取れることを考えると、やはり劣悪な環境だと言えます。
最後に
今回は、年間休日が105日は少なすぎであって、それがいかにヤバいかについて解説しました。
普通の会社の平均を大きく下回る上に、最低ラインぎりぎりの日数です。
週休2日休む代わりに長期休暇が無いか、長期休暇はあるものの頻繁に週休1日になるかのどちらかしか選択肢が無く辛い環境です。
はっきり言って、それは当たり前ではありませんし、もっと休める会社は多く存在します。
今の状況が辛いのであれば、早めに転職することをお勧めします。