始業時間は厳しいくせに終業時間を守らないのは時間にルーズなダメ企業

始業時間は厳しいくせに終業時間を守らないのは時間にルーズなダメ企業

始業時間には異常に厳しいくせに、終業時間に関しては甘々になるような会社は典型的なダメ企業です。

台風や大雪などの悪天候でも「それを見越して早く家を出ろ」などと言って1分の遅刻も認めず、逆にどんなにくだらない理由でも終業時間を守る意識が無く、残業が当たり前になっているような会社です。

この様な会社の経営者や管理職は「社会人なら時間厳守が当たり前」なんて言いますが、終業時間を守れていないならその当たり前が出来ていないことになります。

そんな会社に勤めていてもろくなことはありません。

今回は、始業時間は厳しいくせに終業時間を守らないのは時間にルーズなダメ企業であることについて解説します。


始業に厳しく終業に甘いのはダメ企業である理由

「時間厳守は社会人の基本だぞ」などと言ってどんな理由でも遅刻は1分も認めない癖に、定時オーバーの残業に関しては適当な会社がなぜか多数存在します。

この様に、定時を守らないような会社は時間にルーズなダメ企業です。

理由としては「終業時間を過ぎるのは遅刻と同じ」「自分に甘く人に厳しい会社である」などが挙げられます。

それでは理由を具体的に見ていきましょう。


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終業時間を過ぎるのは遅刻と同じ

そもそも、遅刻と言うのは「決められた時間に遅れてしまう事」を指します。

これは別に開始時刻に遅れる事だけを言っている訳ではありません。

決められた終了時刻をオーバーしてしまうのも遅刻です。

「遅刻は絶対にNG」というのであれば、それは始業時刻だけでなく終業時刻にも適用されるのが道理です

また、中には残業が慢性化している会社も存在します。

毎日残業が発生しているような状況であれば、それは毎日始業時間に間に合わず遅刻をしているのと同じです。

仕事量が多かったり人手不足が原因で多くの従業員が定時までに仕事が終わらないなら、それは管理職や経営者が終業時間オーバーの遅刻の原因を作っているとも言えますし、時間を守れないルーズな会社だと判断されても仕方ありません。


自分に甘く人に厳しい経営者の会社である

始業時間に厳しいくせに終業時間を守らないような会社の経営者や管理職は、自分に甘く人に厳しい人間です。

悪天候や仕方のない理由があったとしても下の人間が始業時間に間に合わないと烈火のごとく叱責する一方、どうでもいい・しょうもない理由で残業が発生しても何も言いません。

始業時間を絶対に厳守しろというなら終業時間も絶対に厳守するべきですし、それをしないのは自分に甘く人に厳しい経営者だと言えます。


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残業を評価する風習がある

終業時間に関してだけ甘いような会社は、残業を評価するような風習があることが多いです。

定時を過ぎても仕事をしている人間に対して「あいつは頑張っているな」と評価する一方、定時で帰る人間を「あいつはやる気が無い」と低評価します。

先にも書きましたが、終業時間を過ぎるのも遅刻と同じです。

つまり、残業を評価するのは始業に間に合わず遅れてくる人間を評価するのと同じです。

この様に、残業や長時間労働を咎めるどころか評価する風習があることもダメ企業である理由の一つです。


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最後に

今回は始業時間にだけ異常に厳しく、終業時間を守らないような会社は時間にルーズなダメ企業であることについて解説しました。

開始時刻を守るのは大切な事ですが、終了時刻を守るのも同じくらい大切な事です。

どちらか一方だけ厳しく守り、もう一方は適当なんて会社は時間を守らない会社だと言われても仕方ありません。

結局、自分に都合の良いルールを作っているだけに過ぎず、そのような会社で働き続けてもろくな事になりません。

もし、こんな会社で働いているならタイミングを見て転職することをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。