休憩が取れないほど忙しい職場は普通ではない!異常な環境である理由

休憩が取れないほど忙しい職場は普通ではない!異常な環境である理由

「忙しすぎて全然休憩が取れない」「お昼なのにみんな仕事をしている」このような職場が世の中には存在します。

そんな職場では「休憩なんて取れないのが当たり前だ」「他所の会社もそんなものだ」などという価値観が蔓延っていることがあります。

はっきり言いますが、フルタイムで働いているのに満足に休憩が取れないような職場は異常です。

そのようなブラック企業に洗脳されないよう、今回は、休憩が取れないほど忙しい職場は普通ではなく異常な環境である理由について解説します。


忙しくて休憩が取れない職場は異常である理由

休憩が取れないほど忙しく、常に働き続けなければならないような職場は普通ではありません、どう考えても異常な環境です。

理由として「休憩時間は法律で決まっている」「人手不足が酷すぎる」などが挙げられます。

ここではその理由を詳しく解説します。


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休憩時間は法律で決まっている

そもそも、休憩時間に関しては労働基準法で決められています。

労働時間が6時間を超えているなら45分、8時間を超えた場合は1時間の休憩を最低でも取らせる必要があります。

「忙しいから」などという理由があったとしても、休憩を取らせないのは労働基準法に反していると考えられますし、普通の職場ではありません。

ただ、労働時間が6時間未満の場合は休憩を取らせる必要がないので、その場合は休憩が無くても仕方がないと言えます。


あまりにも業務量が多すぎる職場である

昼休憩がまともに取れないなんて職場は、そもそも業務量が多すぎる職場であると考えられます。

普通であれば、最低でも無理なく休憩が取れるよう業務量を調整したり、人の配置を工夫します。

そういった事をせずに、終わるはずもないくらい大量の業務を押し付けるような会社は、従業員の事を何も考えていない会社です。

従業員の健康や法律の決まりよりも、利益を優先するような会社なので、休憩が取れない状態があまりにも続くようであれば転職を検討することをお勧めします。


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人手不足が酷すぎる

業務量が多すぎるのと同様に、まともに休憩が取れないような職場は人手不足があまりにも酷すぎる可能性があります。

まともに人材の確保が出来ないか、コストカットの為敢えて人を雇わない方針なのかは分かりませんが、会社のせいで今働いている従業員に負担がのしかかっている事に変わりありません。

そんな環境がいつまでも改善されなかったり、改善する気すらないような会社ならブラック企業だと言われても仕方ありません。


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価値観がおかしい職場である

まともに休憩が取れないような職場は、上層部の人間の価値観がおかしい可能性があります。

社員を道具としか考えておらず、「給料を払っているのだから休ませるのは損だ」なんて事を考えているのかもしれません。

そんな価値観の人間が上にいるような会社は、はっきり言って異常な環境のブラック企業です。


最後に

今回は、休憩が取れないほど忙しい職場は普通や当たり前では無く、異常な環境である理由について解説しました。

6時間を超えて働かせるのであれば、休憩を取らせる義務が会社にはありますし、それが出来ない会社はブラック企業だと言えます。

また、まともに休憩が取れないほど業務量が多すぎたり、人手不足が酷すぎるなら、それは会社の責任であって、その尻拭いを従業員にさせているだけです。

そんな会社の人間は、「休憩が取れないのは当たり前だ」などと言うかもしれませんが、断じて違います。

そのような状況がいつまでも続くようであれば、どこかのタイミングで転職をすることをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。