コミュニケーションコストが高い上司の特徴!部下に労力を全て丸投げ

「コミュニケーションコスト」という言葉をご存知でしょうか?
これは、「情報や自分の意思を相手に伝える際に発生する労力や時間等」の事を指します。
伝えたい事をすんなりと伝えることが出来る状態なら「コミュニケーションコストが低い」と言えますし、逆に、伝えたいことが中々相手に伝わらないなら「コミュニケーションコストが高い」と言えます。
会社組織で働くなら、上司などの管理職から様々な情報が流れてくることが多いですが、その上司がコミュニケーションコストが高い人間だと下の人間は苦労することになります。
また、そんな上司に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
今回は、コミュニケーションコストが高く、部下に負担を丸投げする上司の特徴について解説します。
コミュニケーションコストが高い上司の特徴

コミュニケーションコストが高い人間が上司になってしまうと、必要な情報がしっかり共有されなかったり、曖昧な内容の指示ばかりされるケースが多く、部下にとっては非常に働きにくい環境になります。
また、コミュニケーションを取る上で発生する負担を部下に丸投げするのも、この手の上司にはよくあることです。
それでは、コミュニケーションコストが高い上司の特徴を見ていきましょう。
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明確な指示を出さない
部下に対し、明確で具体的な指示を出さないのが、コミュニケーションコストが高い上司の特徴の一つです。
曖昧で抽象的な内容の指示ばかりする為、部下は上司の言いたいことをなんとか読み取って動くことを要求されます。
つまり、この手の上司はコミュニケーションを取る上で発生する労力を、部下に丸投げしていると言えます。
また、指示がうまく伝わらず部下が思うように動かなかった場合に「使えない奴だ」とか「あいつは理解力が無い」と変なレッテルを貼るような悪質な上司も存在します。
関連記事:具体的な指示をしない上司の心理
部下に察してくれる事を期待しすぎている
コミュニケーションコストが高い上司は「それくらい言わなくても分かるだろ」といったセリフをよく使います。
自分の考えている事をわざわざ伝えるのが面倒な為、言わなくても部下が察してくれる事を期待しています。
また、この手の上司は「指示待ちになるな」と言って部下が勝手に動いてくれることを期待したり、1つの説明で10理解することを相手に求めるなどといった様に、部下に対して負担や労力を一方的に丸投げします。
そんな事をしていると、情報伝達がうまくいかない事が多いですし、それによって余計な仕事が発生する可能性もある為、このような上司は非常に厄介な存在だと言えます。
関連記事:指示や考えを先読みして動けと要求する上司は管理職失格
言語化能力が低い
言語化能力が低いのも、コミュニケーションコストが高い上司の特徴です。
そんな上司は、自分の言いたいことや伝えたいことをうまく言葉にできないので、それを伝える為に余計な時間や労力が発生します。
また、これが原因で先に記載した「明確な指示を出さない」「部下に察してくることを期待しすぎている」といった事が発生します。
結局のところ、指示を出したり情報を伝える立場の人間である上司が、自身の言語化能力を高めない事にはコミュニケーションコストが高い状態を解消することは不可能です。
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最後に
今回は、コミュニケーションコストが高く、負担や労力を部下に丸投げする上司の特徴を解説しました。
面倒な事を相手に丸投げしている訳なので、上司にとってはとても楽な状況です。
逆に、上司の言っている事の裏を読んだり、言葉に出していない事を察しなければならない部下からすると堪ったものではありません。
そのような人間が上司になった場合、早めに異動や転職を検討しましょう。
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