仕事で「できないものはできない」とはっきり言うべき理由

仕事で「できないものはできない」とはっきり言うべき理由

部下に対して無茶ぶりをする上司が世の中には存在します。

そのような人間は、現実的ではないノルマや厳しすぎる納期、あまりにも難易度が高い仕事などを部下に押し付けた挙句、「給料を貰ってるんだからやって当たり前」などと言い張ります。

結論から先に言うと、明らかにおかしい無茶ぶりをされた場合、「できないものはできない」とはっきり断るべきです。

大人しく我慢して引き受けたり有耶無耶にしたりすると、自分がどんどん追い詰められることになります。

今回は、仕事において「できないものはできない」とはっきり言うべき理由について解説します。


「できないものはできない」とはっきり断るべき理由

上司などから無茶ぶりをされた際、「何とかします」「頑張ってみます」などと言って安易にその仕事を引き受けるべきではありません。

「できないものはできない」とはっきり断るべきですし、そうしないと後々後悔します。

理由としては「どんどん要求がエスカレートする」「失敗した場合全責任を押し付けられる」などが挙げられます。

ここでは、「できないものはできない」とはっきり言うべきである理由を詳しく解説します。


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どんどん要求がエスカレートする

まず、上司や顧客から無茶ぶりをされた際、それを大人しく引き受けてしまうと、その後の要求がどんどんエスカレートしていきます。

例えば、明らかに短すぎる納期の仕事を引き受け、連日徹夜をして何とかその仕事を終わらせたとします。

そうすると、次は「前回何とかなったから次はもう少し厳しくてもいいか」といったように、更に厳しい納期の仕事を押し付けられることになりかねません。

このように、一度無茶ぶりを受け入れてしまうと、その後どんどんエスカレートしていくのが「できないものはできない」と断った方がいい理由の一つです。


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失敗した場合全責任を押し付けられる

上司などから現実的では無い仕事を振られた際に、「頑張ってみます」などと言って引き受けてしまうと、万が一うまくいかなかった場合に全責任を押し付けられてしまう可能性があります。

そうなると、上司から「お前ができるって言ったんだぞ!」と強く叱責されるだけでなく、「無責任な人間」だと判断され会社からの評価も下がり、場合によっては退職に追い込まれてしまうこともあります。

最初に「できない」とはっきり伝えていれば、少なくとも全責任を押し付けられることにはなりません。

これも、「できないものはできない」と言うべき理由の一つです。


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常に不安を感じるようになる

上司から振られた無理な仕事を断らずに引き受けてしまうと、精神的にどんどん辛くなっていきます。

無茶な仕事なので進捗が悪く、それが原因で焦燥感に駆られたり、「失敗したらどうなるんだろう…」と不安感を抱きながら過ごすことになります。

それが仕事中だけならまだいいですが、悪化すると帰宅後や休日も仕事のことが頭から離れなくなり、更に辛くなっていきます

そうなるよりは、最初から仕事を引き受けず「できないものはできない」ときっぱり断った方が精神的にはかなり良いと言えます。


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最後に

今回は、仕事において「できないものはできない」ときっぱり断るべきである理由を解説しました。

上司や顧客から無茶ぶりをされたり、現実的では無い厳しすぎる仕事を押し付けられた場合、それを大人しく受け入れてしまうとその後要求はどんどんエスカレートしてきます。

また、断りきれず「やります」と言ってしまった場合、万が一うまくいかなかった際に全責任を負わされる可能性が高いです。

それを防ぐためにも、無理なものは無理だとはっきり伝えたほうが良いと言えます。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。