ブラック企業の契約社員あるある解説!該当する企業には要注意!
「ブラック企業」と呼ばれる会社は、従業員を正社員として雇うことを嫌い、契約社員として雇うことがあります。
勿論、まともな会社でも契約社員として人を雇うことはありますが、同じ契約社員でもブラック企業の契約社員とは待遇や働き方、会社内での扱われ方が全く異なります。
ブラック企業の契約社員は、労働者側が一方的に不利になる働き方をさせられるケースが多いので注意する必要があります。
今回は、ブラック企業の契約社員にありがちなことやあるある、特徴などをご紹介します。
もし、この記事で紹介した内容に当てはまるような働き方をさせられているのであれば、早めに転職することをお勧めします。
ブラック企業の契約社員あるある
ブラック企業は労働者を正社員として雇うリスクを嫌い、それを回避する為に契約社員として雇うことが多いです。
また、「契約社員として働いている」という労働者の心理につけこみ、自分達にとって都合の良いようにこき使おうとします。
ここでは、ブラック企業の契約社員あるあるを具体的に解説します。
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「正社員登用制度」はあるが実績0
まず、正社員として登用する制度自体はあるものの、登用した実績が0だったりほとんどないのがブラック企業における契約社員あるあるの一つです。
このような会社は、従業員に「頑張れば正社員になれる」という夢を持たせ、それをエサにキツい仕事や誰もやりたがらない嫌な仕事を押し付けようとします。
しかし、実際は制度があるだけで契約社員を正社員にした実績が無かったり、あっても極稀なレアケースだったりするため、いつまで経っても正社員に登用されることはありません。
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契約期間が短すぎる
ブラック企業の契約社員は、雇用契約の期間が異常に短いという特徴があります。
普通の会社であれば、最初から短期間のみの雇用だと決まっている場合以外は、契約期間は短くても3ヵ月~半年、長ければ1年といったように、ある程度長く設定されます。
それとは逆に、ブラック企業は「契約期間は1ヶ月、更新するかどうかの判断は毎月する」などという酷すぎる契約内容の場合が多いです。
これは、契約期間を長くすると自分たちに都合が悪くなった場合にすぐに契約を終了できない為、できるだけ短い期間で契約をして必要がなくなったらすぐに契約を終わらせたいという魂胆があります。
このように、ブラック企業は契約社員を雇う際に自分たちの都合しか考えていないという特徴があります。
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何かあると契約終了を匂わせてくる
事あるごとに、上の人間が契約終了を匂わせてくるのもブラック企業の契約社員あるあるの一つです。
責任者的なポジションの人間が、何か気に入らない事があったりイライラしている際に、契約社員に難癖を付けて「クビにするぞ!」などと怒鳴りつけます。
また、そこまで直接的ではないにせよ、「このままでは契約更新できないよ?」などといって不安を煽ってくる場合もあります。
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求人に応募した時点では正社員のはずだった
求人に応募した時点では「正社員のはずだった」というのも、ブラック企業の契約社員あるあるの一つです。
求人票にははっきり「正社員募集」と書いてあったのに、面接時や内定時に適当な理由を付けられて「最初は契約社員から始めてもらう」と言われるケースがこれに当たります。
その時点では「余程の事がない限りすぐ正社員にするよ」といったような事を言われたりしますが、実際に働き始めるといつまで経っても正社員になれず、永遠に契約社員のまま働き続ける羽目になるのはこの手の企業ではよくある事です。
関連記事:面接で求人票と違う不利な条件を提示されたらすぐに辞退するべき理由
最後に
今回は、「ブラック企業の契約社員あるある」をご紹介しました。
正社員登用制度はあるものの、登用した実績が全く無いのがこの手の企業ではよくあることです。
また、契約期間があまりにも短すぎることが原因で、来月仕事があるかさえ分からない働き方をさせられることもあります。
そんな環境のブラック企業で働き続けても、利用された挙句使い捨てにされるのがオチです。
もし、この記事でご紹介した内容に当てはまるような働き方をしているのであれば、早めに脱出することをお勧めします。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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