ブラック企業あるある・ありがちな事まとめ

公開日 2022年5月4日 最終更新日 2022年11月13日
社員に対し劣悪な環境且つ低賃金で働くことを強いるブラック企業。
世の中にはこのような会社は多数存在し、実際に働いたことのある経験者も多い事でしょう。
ここでは普通の会社では絶対に有り得ないような事や、信じられないことが平然と行われています。
今回は、ブラック企業あるある・よくありがちな光景についてまとめてご紹介します。
スポンサーリンク
ブラック企業あるあるまとめ

基本的にブラック企業は、長時間にわたる残業や過酷なノルマなど業務自体が辛かったり、パワハラやモラハラが蔓延しているため人間関係が劣悪だったりと最悪な環境です。
また、様々な方法で社員を洗脳し、今自分が置かれている環境・状況がおかしなものだと気が付かないようにします。
その為、傍から見ると異様な光景が繰り広げられています。
それではブラック企業あるあるを具体的にご紹介します。
関連記事:ブラック企業に入ってしまったらすぐに退職するべき理由
朝礼で社訓唱和
普通の会社であれば、朝礼は業務連絡やスケジュールの確認など、一日の業務に必要な情報を周知する場です。
しかし、ブラック企業での朝礼はそれだけでは終わりません。
大声で社訓を唱和したり、意味不明な冊子の朗読、ノルマ未達者の吊るし上げ等、普通に考えたらおかしなことを行います。
これらは従業員の考え方や価値観を変え、会社に都合の良いように染め上げる、まさに洗脳目的で行われます。
Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。
Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。

社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく
残業代や有休が無いと言い張る
労働者の権利である有休や、例外はあれど支払われるのが当然である残業代は自社では採用していない、存在しないと言い張るのもブラック企業あるあるの一つです。
労働基準法で定められている内容よりも、自社の決まりを優先するという滅茶苦茶なことを言います。
しかも、それが当たり前であってそれに対し文句を言う社員がおかしいといった雰囲気を作り出すのも特徴ですね。
関連記事:残業代を払ったら潰れるような会社は潰れるべき
日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。
Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。
部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る
就業規則が無いor見れない
就業規則の作成義務があるにも関わらずそれを作っていなかったり、存在はしていても従業員がそれを見れないようにしているのもブラック企業ではありがちな光景です。
就業規則は働く上で非常に重要なことが記載されています。
当然、その内容を知らないと問題が発生する可能性があるため、社員が自由に見れるようにしておくことは必須です。
にも関わらずあえて見れないようにしていたり、そもそも作成していなかったりするのがブラック企業です。
休日や深夜に連絡が来る

休日や平日の深夜に連絡が来るのもブラック企業あるあるの一つです。
電話がかかってきてそれを無視すると翌日怒られたり、深夜に受信したメールを翌朝までに返さないといけないといったルールが設けられていたりします。
これは、休日や深夜に働いている人間がいて何かトラブルなどで困って連絡してくるパターンと、家にいても暇な上司がしょうも無い理由で連絡してくるパターンに分かれます。
どちらにせよ非常に迷惑だと言えます。
関連記事:休日や夜中にメールを送ってくる上司は無能、無視していい理由
給料よりもやりがいや成長が大切と洗脳する
これもありがちな事ですが、給料や賞与が安いことを誤魔化す為にやりがいや成長などといった漠然としたものが大切だと洗脳します。
所謂やりがい搾取というやつです。
また、それを前面に押し出した標語のようなものが記載されているポスターが社内にべたべたと張り出されていたりします。
関連記事:やりがい搾取とは何?具体例を解説
年間休日と月間残業時間が100前後
年間の休日数と一か月の残業時間が100前後の数字になるのもブラック企業あるあるです。
まず年間休日が100日前後というのは、労働基準法における最低限の休日数ギリギリのラインになります。
また、月間の残業時間が100時間とは月に20日働くとして1日に4時間残業しても届かないほどの時間です。
この様に、休日数が少なく残業時間が非常に多いのもブラック企業でありがちな光景です。
関連記事:年間休日が105日は少なすぎる!どれくらいヤバいか解説
吊し上げの会議が定例化している
社員を恐怖で支配する為に、大勢の前で一人の人間を責め立てる吊し上げ会議が定例化しているのもブラック企業にありがちな事です。
ターゲットにされた本人は勿論ですが、周囲の人間も恐怖心を植え付けられる為、会社に逆らえないようになり、無理なノルマや納期を押し付けられても従うしかない状況にされます。
関連記事:会議で吊し上げるのは立派なパワハラ!そんな会社はすぐに退職するべき
最後に
今回は、ブラック企業あるある・ありがちな事について6つまとめてご紹介しました。
普通の会社で働いていたらほぼ有り得ないようなことが平然と行われるのがブラック企業です。
過酷な労働環境や劣悪な待遇で従業員を働かせ、それに対し文句が出ないよう洗脳したり工作したりするために、このような不思議なことが起こります。
そこで働いているとそれが普通だと感じるかもしれませんが、断じて普通ではありません。
転職し、まともな会社に勤めるといかにおかしな環境だったか気付くでしょう。
スポンサーリンク

社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。未経験、第二新卒、既卒、フリーター、無職の方向けの転職サポート
↓ここから無料登録できます
公式サイト:ブラック企業を徹底排除!|無料転職相談・サポートのウズカレIT【UZUZ IT】

-
前の記事
求人票の嘘の見分け方解説!徹底的な確認が重要 2022.05.02
-
次の記事
責任転嫁するパワハラ上司がいるならすぐに退職するべき理由 2022.05.06
コメントを書く