JTCあるあるまとめ!悪しき風習が残る古い企業にありがちな事と特徴解説

JTCあるあるまとめ!悪しき風習が残る古い企業にありがちな事と特徴解説

「JTC(Japanese Traditional Company)」という言葉をご存知でしょうか?

これは日本の伝統的な大企業の事を意味するインタ-ネットスラングです。

多くの場合、日本企業に古くからある悪しき風習が未だに残っている企業に対して使われます。

例えば、以下のような風習や価値観がある企業がJTCと呼ばれる企業です。

・顧客よりも社内の人間(上司)を優先する
・在宅勤務が可能な業務なのに絶対に全員出社させる

・必要の無い会議が多過ぎる
・上下関係が厳しすぎる


このように、JTCと呼ばれる企業にはとにかく前時代的で非効率的だという特徴があります。

このような会社の体質は簡単には変わらないので、この手の企業が好きだったり自分に合っていると思う方はいいですが、そうでない方は早めに脱出しないとこれから何十年も辛い思いをする可能性が高いです。

そこで今回は、JTC企業におけるあるあるや特徴をまとめてご紹介します。

今勤めている会社が後述するJTCの特徴に合致し、それが自分に合わないと思う方は早めに転職の準備をすることをお勧めします。


JTCあるある、ありがちな事まとめ

JTCと呼ばれる会社には様々な特徴があります。

例として「無駄な会議が非常に多い」「独自の謎マナーがある」などが挙げられます。

ここでは、JTC企業のあるある・ありがちな事と特徴について詳しく解説します。


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無駄な会議が非常に多い

まず、無駄な会議が非常に多いのがJTCあるあるの一つです。

何をするにも、何を決めるにもちょっとしたことですぐ会議を開きたがります。

また、その会議の為に膨大な量の資料を作る必要があったり、スケジュールを調整したりと付随する業務に多くの時間を取られます。

その上、散々手間と時間をかけて会議を開いた挙句、何も決まらず次の会議に持ち越しなんて事は日常茶飯事です。

更には「会議のための会議」「反省会と言う名の会議」まで開かれたりするので、自分のメイン業務が「会議とその準備」になっている人間が多く存在します。


このように、とにかく会議が多いのがJTCの特徴です。


関連記事:定時後の会議が常習化している会社は退職すべきブラック企業

報連相を過剰に求める

報連相を重視しすぎるあまり、部下に過剰な報連相を求めるのもJTCにはよくある事です。

上の人間は部下のやる事を1から10まで何もかも把握しておかなければ気が済まず、とにかく徹底的に報連相をさせようとします。

その上、口頭での報連相だけでは終わらず、報告書などの書類を作らされることが多く、そのせいで非常に手間がかかり仕事の進捗に悪影響をもたらすのがJTCの特徴の一つだと言えます。


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社員を徹底的に管理、監視する

社員を徹底的に管理、監視するのもJTCあるある、ありがちな事の一つです。

分単位で行動を記録するような細かすぎる日報の作成を義務付けられたり、評価や査定の項目が異常に多く、ちょっとしたことで何かの項目に引っかかり低評価をされたりします。


関連記事:社員を監視する会社で働くとストレスが溜まる!さっさと辞めるべき

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上下関係がやたらと厳しい

やたらと上下関係が厳しいのもJTCあるある・ありがちな事の一つです。

年齢や勤続年数を重視する社風の為、上司や先輩社員に下の人間は一切逆らうことが出来ず、理不尽な事をされても我慢するのが当たり前といった価値観が蔓延しています。

また、「若手は早く出社して掃除しろ」「歓送迎会の幹事は若手の仕事」といったように、とにかく面倒な雑務を下の人間に押し付けるのがJTCの典型的な特徴だと言えます。


独自の謎マナーがある

その会社独自の謎マナーがあるのもJTCあるあるの一つです。

例えば、「ハンコはお辞儀をしているように傾けて押せ」「○○部長殿、○○課長様みたいに役職名に殿、様を付けるのがしきたり」といったものがそれに当たります。

しかも、そのマナーに関して非常にうるさく、少しでもマナーに反するようなことをしただけでそれがまるで大問題であるかのように責められたりします。

これもJTCと言われるような古い企業の特徴の一つです。


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最後に

今回は、JTCあるあると特徴をまとめてご紹介しました。

とにかく無駄が多く、非効率的なのがJTCと呼ばれる企業です。

そのせいで下の人間は無駄な労力を割く羽目になったり、理不尽な上下関係や謎マナーで雁字搦めになる為、働きにくい環境だと言えます。

もし、そんな会社が自分に合わないと思うなら早めに転職活動を始める事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。